2011年12月21日水曜日

満月の夜のLucky House

12月の12日は、満月で皆既月食でした。
月夜のLucky Housは、夢の世界のようでした。


2011年12月18日日曜日

Deep Awashimaの不天集落での竹林の整備開始しました。

粟島の一番Deepな集落「不天の州」の竹林の整備に取り掛かっています。枯れた竹と、生きている竹が入り乱れて、踏み込めない状態でしたが、少しずつ整備し、来年には快適な海辺の竹林に生まれ変わらせます。

竹林右手の木にはツリーハウスをつくる予定です。

竹林のすぐ横は不天の州の砂浜です。海浜植物が良く保存されています。
来年には潮風が渡る竹林の遊歩道と、瞑想空間が出来上がる予定です。ここは、手付かずの粟島です。

2011年12月17日土曜日

LuckyIsland Project・共同ネットワーク香川共催のシンポジュームを開催しました。

LuckyIsland Projectと共同ネットワーク香川の共催で「LuckyIsland Houseオープン記念シンポジューム」 開催しました。


    
2011年11月3日当日は、島民の皆さん以外にも、香川県の「共同ネットワーク香川」の仲間の皆さん、大阪・京都・和歌山・鎌倉・沖縄からも遠路参加頂きました。シンポジュームの様子・現在のLuckyIsland Project の活動状況などを、LuckyIsland Project の仲間(HALKOとKIMIE)がVTRにまとめて制作してくれましので、ぜひご覧ください。



2011年10月25日火曜日

希望がなければ生きられない。

私の友人(63歳)が、先日しみじみと話しました。「この年になって初めて人は希望がなければ生きられないことを実感しました・・・」
肉体が生きて行くことと、心が生きていくこと。
原発の事故が奪ったのは、国民の肉体の健康と共に未来への希望です。
未来の希望のVISIONがなければ、私達の心は健全には生きていけないと思います。
しかし、未来のVISIONを生み出すのはもう行政やマスコミではありません。私たち自身がもう一度足元を見つめ直して生み出さなければならないと思います。
今日も島は風が強く、潮風にさらされてもLuckyIsland Houseの野菜たちはたくましく育っています。野菜の根元には無数の虫たちがうごめいています。

ツルナは高松で育つでしょうか?

島の仲間、木谷さんがツルナの苗をたててくれました。今日はこの苗を LuckyIsland Houseの実験農園でとれた「まびいた大根」と一緒に「高松の自然食品のお店「ちろりん村」さんにお届けします。
ツルナの苗、粟島では海岸べり一帯に自生しています。別名「ニュージランドほうれん草」と呼ばれるだけあって、葉は肉厚でサラダにしても、湯通しをして食べても、汁物の具にしてもとても美味しくいただけます。高松で元気に育って欲しいと思います。

LuckyIsland Houseの実験農園で収穫した野菜「間引いた大根」です。もちろん無農薬!
自慢じゃありませんが、ほんとうに美味しい。

島の海岸沿いには、ツルナ以外にハマダイコンが一面に自生しています。
これも、若葉は強い大根の香りがしてとても美味しくいただけます。誰も食べない・
誰も採らない、食べられるのにもったいない・・・・


2011年10月23日日曜日

元気に育っています!

LuckyIsland Project実験農園では、植えつけた野菜が元気に育っています。水菜などは、もう収穫できる状態です。もちろん無農薬、もっともっと遊休地を開墾し、出来れば子供たちに美味しく安心な野菜を提供したいと考えています。




鵜の大群 襲来

今日午前9時頃、LuckyIsland House前のビーチに、鵜の大群が襲来しました。最近は瀬戸内の小さな無人島がいくつか、鵜の大群に住み着かれて、糞害で木が立木のまま白骨のようになって枯れてしまう被害が出ています。群れ飛ぶ姿は勇壮でも、のんきに眺めている場合ではないのかもしれません。





島の仲間 木谷さんの果樹園

LuckyIsland Projectの農業の先生、島の仲間の木谷さんの果樹園です。
不耕起、無農薬の果樹園はご覧のとおり、まるで山のようですが、みかん・はっさく・柿・びわ等々 飛び切り美味しい果樹が収穫できます。



立派な畑になりました。

        ご覧のとおり、LuckIsland House庭も立派な畑になりました。


          蒔きつけた種もしっかり芽を出していますよ。

2011年10月22日土曜日

LuckIsland House粟島 特産メニュー開発中

LuckyIsland projectでは、粟島特産物を使っての食材・メニューを研究開発中です。
あなたもご来島の折には、LuckIsland House特選メニューをご試食ください。

粟島特産のムール貝です。拳ぐらいの大きさがあります。貝柱が強力で少しぐらい湯がいても口を開けません。この貝で取ったブイヤベースの出汁は絶品です。

島の茄子と手打ちのパスタです。

残暑にめげず、粟島遊休地開墾projectフル稼働!!

9月に入って粟島遊休地開墾projectフル稼働です。
畑も、LuckIsland Houseの庭の畑以外に、島民の方から2ヶ所無料でお借りすることができ、連日植えつけ計画、種の入手の手配などをしつつ、開墾作業に追われています。無農薬・有機栽培で、安心安全な野菜作りに向けてLuckyIsland projectの仲間たち、頑張っています!

LuckIsland Houseの庭の畑もすっかり片付きました。

休日には、生南君のお父さんも応援に駆けつけてくれています。

第2農園です。

島での農業の先生、木谷さん。徹底した有機・無農薬栽培

LuckyIsland project 新たな旅立ちに向けて

平成23年8月21日、悶々と過ごす酷暑の中、やっとLuckIsland Houseの行く末を示す新たなprojecがスタートしました。高松からセンター事業団香川の生南君(33歳)が、私達と協同で、島の遊休地を開墾し、日本固定種の植物を栽培するためにやってきてくれたのです。
早速荒れ放題になっていたLuckIsland Houseの庭の畑から開墾開始です。


開墾前のLuckIsland House庭の畑



LuckyIsland House ブログ再開しました。(長いお休み申し訳ありません)

LuckyIsland House 管理人のブログを長い間お休みしてしまいました。本当に申し訳ありません。お休み中のLuckyIsland projectの経過をお知らせいたします。
平成23年8月11日〜12日
香川県のNPO法人 綾上こどもの里インターナショナルスクールのサマーキャンプに福島県及び放射能汚染から避難をかねて参加していた子供たちを、粟島LuckIsland Houseにお迎えしました。一日でも島の自然に包まれて、自由でゆったりとした時間を安全な食べ物と共に過ごしていただきたいとの思いで、私達LuckyIsland projectがご招待させていただいた次第です。
当日は30数名のお客様で、LuckIsland Houseは溢れんばかりでした。海ではしゃぐ子供たちの姿は、こどもの姿が消え去って久しい島の風景に生々とした輝きを与えてくれました。
夕方には高松から参加の有志の仲間と、LuckyIsland project HALKOの夕日を背景にしたライヴが開催され、島の人々も一緒になごやかなひとときを過ごすことが出来ました。
しかし、子供たちの輝く瞳を覗き込むにつけ、私の胸中にはこの子たちの故郷の惨状が浮かんでしまい、ともすると心がふさがってしまったのです。
今自分は何が出来るのだろうか?何をしなければならないのだろうか?・・・
この子たちに贈ることができる「希望のヴィジョン」とはどのようなものなのだろうか?・・


子供たちを見送ってから、何も手につかない日々が続いてしまいました。

2011年7月20日水曜日

台風一過

台風が通り過ぎました。昨日は午前中停電になり、一度復旧しましたが午後から再度停電になりました。志々島、高見島も粟島から海底ケーブルで送電しているので同時に停電になっていた模様でした。島にある詫間町の出張所の情報では、粟島汽船が運行していないため、四国電力の工事スタッフが島に渡れないため復旧は20日か、もしかすると21日になるとの事でしたが、島民の幾人かが四国電力に抗議の電話を入れた結果、18時過ぎに急遽海上保安庁の船で2.5mの波をよぎって修理スタッフ8名が来島し、1時間ほどで復旧しました。結果午前中の分を入れると9〜10時間程度の停電でした。島の高齢の住民の中にはオール電化設備を導入している方が結構おられて、台風の中、お茶も飲めない状況でした。この様な事態になると、つくづく1種類のエネルギーに頼る生活はいかがなものかと考え込んでしまいます。一昔前の島での生活は不便ではありましたが、薪さえあれば(流木でも裏山で拾ってきた粗朶木でも)ご飯も炊ければお湯も沸かせました。現在の文化的生活と呼ばれるライフスタイルで失って来たもの、失ってしまった物語を、吹き返しの西風のうなりを聞きながら思い出しました。
ペースメーカーのような電気に頼る医療機器を使っている人がいなかったのが不幸中の幸いで、粟島では人的被害はありませんでした。
今日から台風の後片づけにかかります。

2011年7月19日火曜日

台風が来た。

台風6号が襲来しました。作夜半よりの強風で、木が倒れたり先日清掃したばかりの道路側溝が詰まったり、我がLuckyIsland House の庭の囲いの流木で作った塀が倒れたり、色々被害が出ています。今朝は3時間ほどの停電がありました。粟島汽船も海上タクシーも欠航しています。島民はひっそりと身を潜めて台風の過ぎ去るのを待っています。風の音と波の音以外は静かです。

木が何本も折れて、道路の側溝が詰まってしまいました。

LuckyIsland House の庭の囲いの流木で作った塀が倒れたました。

粟島と荘内半島に囲まれた海域には、沢山の船が避難しています。

2011年7月17日日曜日

夏本番

いよいよ夏本番の今日の日曜日、LuckyIsland House前のbeachには家族連れの海水浴客がいっぱいです。大型台風が接近しているためか、日差しは強烈ですが比較的湿度の低い風が心地よい一日でした。終日LuckyIsland Houseのリニューアル作業、事務室・客室はほぼ完成、あとは外壁と庭の整備ですが、猛暑を避けて作業をしなければOUTになりそうです。
まもなくHouse内部の写真公開をさせていただきますので請うご期待!


2011年7月16日土曜日

真夏は夏草との戦いです。

今日は朝7時から、粟島港より西浜海岸に至る道を、西浜・東風浜住民総出で草刈りと側溝の清掃が実施されました。晴天で朝から気温がぐんぐん上がる中、ヤブ蚊の対策で長袖を着込んで、皆さん汗だくの奮闘でした。並木に植えられた桜の木の1本は、幹の空洞がスズメバチの巣になっていて、除虫剤を散布すると何匹も飛び出してきて、住民の一人が2ヶ所刺されました。痛みだけで済んだのが不幸中の幸いでした。
この様に地域の皆さんと一体で島を保全する事を通じて、私たちLuckyIsland Projectのメンバーも島人として認知されてきています。LuckyIsland House管理人夫婦は、LuckyIsland Projectと粟島をつなぐ仲立ち・コミュニケーターとして日々努力しています。
地域のコミュニティと共存する事を通じて、未来の子どもたちに送るライフスタイルを模索しています。




昨日 広瀬隆さんを中心とした人々が、3.11以降 責任ある立場にいながら、国民・県民に誤った情報を流布し命に関わる多大な被害を与えたとして、原発を推進してきた主立った人々を刑事告発した事が発表されました。
告発の内容と詳細の記者会見の模様が、下記のsiteで確認出来ます。

http://www.ustream.tv/recorded/16005458

2011年7月13日水曜日

今宵は美しい月夜です。

LuckyIsland House、今宵は美しい月夜です。波も静かです。
月を見ていると地球の事、宇宙の事等を何となくイメージしてしまいます。
世界が変わるとはどういう事なのでしょうか?
今見ている月は3.11以前の月と同じ月なのでしょう・・・しかし、放射能と言う見えない影が、日本の食・空気・水を変えてしまいました。日本と言う世界を(日本だけでなく地球規模で)変えてしまいました。もう誰も3.11以前には戻れない、汚染のない環境では暮らせない、そういう実感がひたひたと押し寄せてきます。原子力安全委員会の仕様に基づいて、内閣府の食品安全委員会は3月17日に食品の安全基準を緩めていたそうです。(チェルノブイリのあるウクライナの基準に比べて飲料水は100倍緩い)つまり、3.11直後に、政府は放射能汚染被害の規模を、充分に推定できるだけの情報をつかんでいて、放射能汚染情報が公開される前に、食品の安全基準を緩めていたと言う事でしょう。
http://www.youtube.com/watch?v=cPTpDJtoEjs&feature=related
国とは、権力とは、この様なものなのでしょうか。

我に返ると波の音がしています。島の夜は静かです。隣の島の小さな灯が見えます。



Photo  Youko Miyamoto

2011年7月10日日曜日

LuckyIsland House リニューアル計画進行中(2)

LuckyIsland House リニューアル計画、今日からはHouseの裏側の整備にかかります。雑草や雑木を切り払い、風通しと日当たりを良くし、Houswを湿気から守ります。下の写真は現状です。




頼りになるのはこのチェーンソー1本、電動なので馬力が低く無理をするとすぐチェーンが外れます。
島のイバラは強烈で、踏むとトゲがゴム長を突き抜けます。
それにしても今年は暑い。House前のbeachには今日は5隻のクルーザーが気持ちよさそうに漂っています。



2011年7月9日土曜日

LuckyIsland Houseのお客様

先月末から、LuckyIsland Houseのは、各方面からお客様がみえています。今日は香川大学の若者たちが10数名来島しました。彼らは志々島を経由して粟島に来島したのですが、若者たちが離島世界に興味を持ってもらえる事は、私たちLuckyIsland Houseの仲間達も、新たな未来の展望できる実感できます。LuckyIsland Houseを、ぜひ自分たちの未来に向けて有効利用していただきたいと思います。


LuckyIsland House beachclean大作戦

今日は朝7時からLuckyIsland House前のbeach(西浜海岸)を、島民総出で掃除しました。先日の強い西風に運ばれた無数のプラスチック・発泡スチロールなどの腐敗しないゴミの山、島民が出したゴミではありません。それでもみんな黙々と片づけていました。地域の自然環境はこのような地道な努力に支えられている事も忘れないで下さい。ゴミ処理は環境を保全するためには大きな問題なのです。今日掃除に参加された島民のほとんどは70歳以上の皆さんです。

2011年7月8日金曜日

粟島のニューフロンティア

今年の8月から粟島の耕作放棄地を開墾し、日本の固定種の野菜や花々を栽培するプロジェクトがスタートします。主人公はワーカーズコープ香川の生南さん。土地も住まいも目処がつきました。KuckyIsland Projectのメンバーも、全面的に応援します。共に汗をかきます。島で食える、島で生活が出来る、子育ても出来る。福島の皆さんも迎える事が出来る。一歩ずつ確かに進めて行きますので応援して下さい。

この土地が来年には豊かな畑になる予定です。

菜の花も植えて、菜の花バージンオイルを作ります。

放置され見捨てられる夏みかんやイチジクで、ママレードやジャムを作ります。

山伏さんのお祭り。

7月6日、LuckyIsland House のすぐ近くに鎮座する「山伏神社」のお祭りがありました。なぜ「山伏さん」と呼ばれているのかはよく分かりません。祭神は「天照大神」と「少彦名の尊」と言われています。前日には西浜集落の住民総出で草刈りをし、当日は雨天でしたが「お接待」がありました。LuckyIsland Houseメンバーも島の人々と一緒に汗を流しました。お祭りに参加すると住民の一員として迎えていただけます。



山伏さんから、隣の島・高見島がすぐそこに臨めます。

もう知らなかったとは言えない。

福島原発の状況、震災津波の被害の状況が明らかになって来て、政府・自治体・マスコミの対応を知るにつけ、私たちに開示される情報が、愚民政策に基づく情報操作以外の何ものでもないのだという事が明らかになりました。今までは公が与えてくれる情報・大手マスコミがたれ流す情報がすべてと思って、日々の振る舞いについて、深く考える事をしなかった私たちも、もう「知らなかった、教えてもらっていない、聞いていない・・・」等とは言えないのです。今回の災害がもたらしたのは、私たちの家族・コミュニティの仲間の行く末に対して、自分自身で情報を探し、分析し、判断した上で、私たち自身が責任を持たなければならないという現実です。その現実から私たちは逃げられないのです。
7月5日放送の「種まきジャーナル」という番組で、災害以前の飯舘村の美しい姿を描いた本「までいの村」が紹介されていました。
http://www.youtube.com/watch?v=uy_fsbAOXCQ&feature=related
私たちが、人任せの情報の中で生きて来た結果、私たちは子供たちの未来から何を奪ったのか、取り返しのつかない現実とはどのような事なのかという事が胸に迫ります。

2011年7月5日火曜日

LuckyIsland House リニューアル計画進行中

快適なコミュニケーション空間を目指して、只今LuckyIsland House リニューアル計画進行中です。ところが・・・・
開かずの間を空けてみると、そこはシロアリの天国!!
床は根太までフレーク状、全部ばらして撤去し、駆除剤施行です。


炎天下でのゴミ処理は水分補給が肝心です。


かくして、シロアリの巣は処理できました。
どうぞ安心して下さいね。