2011年10月25日火曜日

希望がなければ生きられない。

私の友人(63歳)が、先日しみじみと話しました。「この年になって初めて人は希望がなければ生きられないことを実感しました・・・」
肉体が生きて行くことと、心が生きていくこと。
原発の事故が奪ったのは、国民の肉体の健康と共に未来への希望です。
未来の希望のVISIONがなければ、私達の心は健全には生きていけないと思います。
しかし、未来のVISIONを生み出すのはもう行政やマスコミではありません。私たち自身がもう一度足元を見つめ直して生み出さなければならないと思います。
今日も島は風が強く、潮風にさらされてもLuckyIsland Houseの野菜たちはたくましく育っています。野菜の根元には無数の虫たちがうごめいています。

ツルナは高松で育つでしょうか?

島の仲間、木谷さんがツルナの苗をたててくれました。今日はこの苗を LuckyIsland Houseの実験農園でとれた「まびいた大根」と一緒に「高松の自然食品のお店「ちろりん村」さんにお届けします。
ツルナの苗、粟島では海岸べり一帯に自生しています。別名「ニュージランドほうれん草」と呼ばれるだけあって、葉は肉厚でサラダにしても、湯通しをして食べても、汁物の具にしてもとても美味しくいただけます。高松で元気に育って欲しいと思います。

LuckyIsland Houseの実験農園で収穫した野菜「間引いた大根」です。もちろん無農薬!
自慢じゃありませんが、ほんとうに美味しい。

島の海岸沿いには、ツルナ以外にハマダイコンが一面に自生しています。
これも、若葉は強い大根の香りがしてとても美味しくいただけます。誰も食べない・
誰も採らない、食べられるのにもったいない・・・・


2011年10月23日日曜日

元気に育っています!

LuckyIsland Project実験農園では、植えつけた野菜が元気に育っています。水菜などは、もう収穫できる状態です。もちろん無農薬、もっともっと遊休地を開墾し、出来れば子供たちに美味しく安心な野菜を提供したいと考えています。




鵜の大群 襲来

今日午前9時頃、LuckyIsland House前のビーチに、鵜の大群が襲来しました。最近は瀬戸内の小さな無人島がいくつか、鵜の大群に住み着かれて、糞害で木が立木のまま白骨のようになって枯れてしまう被害が出ています。群れ飛ぶ姿は勇壮でも、のんきに眺めている場合ではないのかもしれません。





島の仲間 木谷さんの果樹園

LuckyIsland Projectの農業の先生、島の仲間の木谷さんの果樹園です。
不耕起、無農薬の果樹園はご覧のとおり、まるで山のようですが、みかん・はっさく・柿・びわ等々 飛び切り美味しい果樹が収穫できます。



立派な畑になりました。

        ご覧のとおり、LuckIsland House庭も立派な畑になりました。


          蒔きつけた種もしっかり芽を出していますよ。

2011年10月22日土曜日

LuckIsland House粟島 特産メニュー開発中

LuckyIsland projectでは、粟島特産物を使っての食材・メニューを研究開発中です。
あなたもご来島の折には、LuckIsland House特選メニューをご試食ください。

粟島特産のムール貝です。拳ぐらいの大きさがあります。貝柱が強力で少しぐらい湯がいても口を開けません。この貝で取ったブイヤベースの出汁は絶品です。

島の茄子と手打ちのパスタです。

残暑にめげず、粟島遊休地開墾projectフル稼働!!

9月に入って粟島遊休地開墾projectフル稼働です。
畑も、LuckIsland Houseの庭の畑以外に、島民の方から2ヶ所無料でお借りすることができ、連日植えつけ計画、種の入手の手配などをしつつ、開墾作業に追われています。無農薬・有機栽培で、安心安全な野菜作りに向けてLuckyIsland projectの仲間たち、頑張っています!

LuckIsland Houseの庭の畑もすっかり片付きました。

休日には、生南君のお父さんも応援に駆けつけてくれています。

第2農園です。

島での農業の先生、木谷さん。徹底した有機・無農薬栽培

LuckyIsland project 新たな旅立ちに向けて

平成23年8月21日、悶々と過ごす酷暑の中、やっとLuckIsland Houseの行く末を示す新たなprojecがスタートしました。高松からセンター事業団香川の生南君(33歳)が、私達と協同で、島の遊休地を開墾し、日本固定種の植物を栽培するためにやってきてくれたのです。
早速荒れ放題になっていたLuckIsland Houseの庭の畑から開墾開始です。


開墾前のLuckIsland House庭の畑



LuckyIsland House ブログ再開しました。(長いお休み申し訳ありません)

LuckyIsland House 管理人のブログを長い間お休みしてしまいました。本当に申し訳ありません。お休み中のLuckyIsland projectの経過をお知らせいたします。
平成23年8月11日〜12日
香川県のNPO法人 綾上こどもの里インターナショナルスクールのサマーキャンプに福島県及び放射能汚染から避難をかねて参加していた子供たちを、粟島LuckIsland Houseにお迎えしました。一日でも島の自然に包まれて、自由でゆったりとした時間を安全な食べ物と共に過ごしていただきたいとの思いで、私達LuckyIsland projectがご招待させていただいた次第です。
当日は30数名のお客様で、LuckIsland Houseは溢れんばかりでした。海ではしゃぐ子供たちの姿は、こどもの姿が消え去って久しい島の風景に生々とした輝きを与えてくれました。
夕方には高松から参加の有志の仲間と、LuckyIsland project HALKOの夕日を背景にしたライヴが開催され、島の人々も一緒になごやかなひとときを過ごすことが出来ました。
しかし、子供たちの輝く瞳を覗き込むにつけ、私の胸中にはこの子たちの故郷の惨状が浮かんでしまい、ともすると心がふさがってしまったのです。
今自分は何が出来るのだろうか?何をしなければならないのだろうか?・・・
この子たちに贈ることができる「希望のヴィジョン」とはどのようなものなのだろうか?・・


子供たちを見送ってから、何も手につかない日々が続いてしまいました。