2011年7月8日金曜日

もう知らなかったとは言えない。

福島原発の状況、震災津波の被害の状況が明らかになって来て、政府・自治体・マスコミの対応を知るにつけ、私たちに開示される情報が、愚民政策に基づく情報操作以外の何ものでもないのだという事が明らかになりました。今までは公が与えてくれる情報・大手マスコミがたれ流す情報がすべてと思って、日々の振る舞いについて、深く考える事をしなかった私たちも、もう「知らなかった、教えてもらっていない、聞いていない・・・」等とは言えないのです。今回の災害がもたらしたのは、私たちの家族・コミュニティの仲間の行く末に対して、自分自身で情報を探し、分析し、判断した上で、私たち自身が責任を持たなければならないという現実です。その現実から私たちは逃げられないのです。
7月5日放送の「種まきジャーナル」という番組で、災害以前の飯舘村の美しい姿を描いた本「までいの村」が紹介されていました。
http://www.youtube.com/watch?v=uy_fsbAOXCQ&feature=related
私たちが、人任せの情報の中で生きて来た結果、私たちは子供たちの未来から何を奪ったのか、取り返しのつかない現実とはどのような事なのかという事が胸に迫ります。

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